1/2な彼






「ジェラルド先生っ・・・今っ・・・・すき・・・って・・・!」








私は涙がこぼれるのを我慢しながら言うと









ジェラルド先生は、ちゅっ、っとナチュラルに私の唇にキスをして









「・・・!/////」







また優しい顔で





「スミマセン、つい、かわいくて。









嘘じゃありませんよ?本当にキミが好きなんです。





勝手にボクにまとわりついて、最初はどうせ憧れだから






と、あまり気にしていませんでしたが・・・





・・・キミはいつもまっすぐで、あきらめることなんてしなくて





‘憧れ’とか‘教師’と‘生徒’とか・・・





気にしなくなったら、





キミのことが好きになってたんです・・・」





そう言って、もう限界で泣いていた私の涙を



ジェラルド先生は自分の手で拭いてくれる















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