1/2な彼
「あ、あああああのっ私、帰ります!ありがとうございました!さようなら!」
「え、ちょ、国永さん?!」
ジェラルド先生の声が聞こえるけど私は走った。
きっと、いや、絶対祥子さんはジェラルド先生の彼女だ・・・
私・・・今すごく嫉妬してる・・・
あんなにきれいな人・・・ッ絶対、敵わないっ・・・
自然と目から涙が落ちた・・・
私、ジェラルド先生のことがこんなに好きだなんて・・・
嫉妬して、祥子さんに敵わないってわかってても
ジェラルド先生への想いが大きくなる・・・
「ジェラルド先生っ・・・!」
私はその場に座り込んだ