1/2な彼




「あ、あの先生昨日は突然すいませんっ」





そう言って謝ると、ジェラルド先生は私に紅茶を淹れて言った






「いえ、大丈夫ですよ、ボクの方こそすみません。驚きましたよね、祥子のこと」







ジェラルド先生は自分の分の紅茶を一口飲んだ。







「あの・・・祥子さんは、一体・・・」






私は恐る恐るそう聞いた






ジェラルド先生はカップを置き、私に微笑を見せながら言った






「・・・付き合ってます」


























< 47 / 109 >

この作品をシェア

pagetop