1/2な彼






まぁ、大丈夫かな、





そう思って研究室のドアを開けようとした、その時だった







「ジェラルド先生!あたし、先生のことが好きなんです!!」






少し開けたドアから声が聞こえてきた





ドアの隙間から覗くと私よりも年上そうな綺麗な女性が



私に背を向けて立っていた




ジェラルド先生はその女性と向い合せに立っていた







「悪いですが、ボクには彼女がいますし、キミのその感情は、恋愛感情の好きとは違いますよ?」






ジェラルド先生、やっぱり私の時と同じことを言ってる・・・













< 70 / 109 >

この作品をシェア

pagetop