1/2な彼
「ボクはキミのことをなんとも思ってません。早くあきらめてほしいといつも願ってます。
・・・迷惑ですから、英語の個別授業もやめてください
ボクに、もう、・・・かまわないでくださいっ・・!」
静かに、先生は言った。
・・・私、もう、だめなんだ・・・
そう察したから、これ以上、迷惑かけたくないから
「・・・・わかり、ました・・・・
先生・・・・今まで、ありがとう、ございました・・っ」
そう言って、涙をこらえながら、出て行った
これでもう・・・・
本当に、終わった・・・
私は、静かに、涙を流した