1/2な彼

残り1/2の思い出





***



私は、少しためらいがちにジェラルド先生の研究室のドアを開けた









「失礼しますっ・・」






ジェラルド先生はすごく驚いた表情をしながら





私を見ていた







一週間ぶりの、ジェラルド先生・・・








やっぱり、好き






「国永さ、ん・・・」






優しい声・・・






拒絶されたのに・・・






優しい・・・声・・・











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