1/2な彼
「・・・憶病で何が悪いんですかっ・・
そんな学生時代があったら私だって先生と同じこと思います。
・・・でも、私は憶病になったからって自分の気持ちに嘘はつけません
私はたとえジェラルド先生に祥子さんがいても・・・
‘教師’と‘生徒’でも・・・
好きという気持ちは、変わりません!!
私のこの感情は、‘憧れ’じゃない・・・
だからそう簡単には変われないんです!
ジェラルド先生が、大好きですっ!」
私は先生の目をしっかり見てそう言った。