霊感少女
「今日は何の話するんでしたっけ?」




「これからのことです」




「そうだ、そうだ」





「沙季ちゃんは忘れっぽいですね」




「覚えていたいことは覚えてるけど



どうでもいいことは覚えてないんだよね」





「つまり、この話はどうでもいいと?」



「いや、そういうことじゃないけど・・・・。」




「龍神邪炎そんな沙季ちゃんを



いじめるような



言い方をしないで」




そうだ、そうだ!!


「こっからは私がしゃべります」



「今沙季ちゃんはまだ中学二年生で



普通の一般人だよね



でも、今日から幽霊と戦ってもらうために


修行をしてもらいます」




「修行!????」



「これからいろんな訓練と魔術を覚えてもらいます」




「そのために私たちから



沙季ちゃんへの贈り物があります」




「贈り物」




「このペンダントです」




「わぁーお」



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