霊感少女
「大人だったら、夏休みの宿題なんて


ちょちょいのちょいだろ?」



「そこは言わないでください・・・。」



鉄鎖は本当に三日間で私の夏休みの宿題を


終わらせた・・・。


すっごい鬼だったけど


できたら、優しく微笑んで


ほめてくれる


このギャップがいいんだよね



教えてくれる時はなぜか


人間だった


びっくりしたよ


こんなこともできるのかって


しかも


そんじょそこらにいない


超イケメン!!!


勉強に集中できるわけないでしょう?!


なんて・・・。



イケメンだけども


うちは大人だから


中身重視なんだな!


まだ鉄鎖のこと


よくわかってないから


好きとかわかんない・・・。



「なにさっきからぶつぶつ

いってるんだ?


今度はブツブツ妖怪か??」


「思うんだけどさぁ?

鉄鎖何でそっちの方向にいちゃうかな??


一回精神科いって来た方がいいよ!


不安だったらうちもついて行くし」


「・・・。そっくりそのまま


おまえに返すわぁ(怒)」


「何で怒ってるんですか!???」


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