Love♡LDK Ⅱ

すると満奈は、椅子から立ち上がって俺の元にやってきた。

「……………て」

小さな小さな声で、そう言った。

ホントは、ばっちり聞こえてた。

でも、

「え? わり、聞こえなかった」
「むぅ~っ……」

わざと、聞こえなかったふりをした。

すると満奈はさらに顔を真っ赤にした。

「隼斗のばかぁ……」

なんとでも言え。

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