Love♡LDK Ⅱ

「今だけ許すわ。 彼からパワーもらって頑張りなさい」

それだけ言って楽屋から再び出ていった夏子さん。

その背中に心のなかでありがとう、と呟く。

それからケータイを耳に当てた。

「もしもし」
「お前なんで電話でねぇんだよ!!」

いきなり聞こえたのは、怒声だった。

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