Love♡LDK Ⅱ

「隼斗が迎えに来てくれたとき、切るわ」

見る度、思い出して。

あたしを迎えに行かなきゃいけないことを。

それが今のあたしの我が儘。

「……わかった」
「腰まで伸びるまでには来てよね、あたし長いの嫌い」

せめてもの冗談を言ってみる。

そしたら隼斗は笑ってくれて。
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