Love♡LDK Ⅱ

玲央が来てくれなかったら、今頃どうなっていたか。

想像しただけでゾッとする。

だから、ありがとう。

「・・・怖かっただろ」

頭を撫でられる。

とても心地よいそれに、だんだん落ち着きを取り戻した。

あぁ、あたし助けられてばっかりだな。

ふとそう思った。

何も出来ない、そんな自分はもう嫌だ。

周りに頼ってばかりは、もう嫌なの。

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