Love♡LDK Ⅱ

「・・・・・・高3の時、別れようっつったのはアイツだ」

なんてカッコ悪い言い訳だろうか。

そんな自分が恥ずかしいと思う。

でも、そんな言い訳を盾にしなければ、俺は今ここに立っていられない。

「そーいうのホント腹立つ」

見透かされた。

拳に力を入れる。

「・・・・・・あの日、満奈を抱きしめて、何で満奈を守るのが俺の役目じゃないんだろうって思った」

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