Love♡LDK Ⅱ

視線を地面に落とした相葉。

そのまま話を続けた。

「高2の時、最後に1回だけっつって告白した。 もう邪魔はしないって言った」

街灯が相葉を照らす。

背中が震えているのが分かる。

「でも俺はまたアイツに好きだと言った。 弱みにつけ込んで俺にしないかって言った。 俺は狡くて卑怯な奴だ」

なぁ・・・流川。

俺の名を呼んで、顔を上げる。

その言葉は震えて、その目には光るものがあった。

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