Love♡LDK Ⅱ

「早く、満奈を幸せにしてやってくれよ・・・・・・。 じゃないと、俺が前に進めない」

その言葉を聞いて、なんて身勝手な奴だと思った。

だけど、違う。

コイツも、苦しんで。

弱い俺を言い訳にして。

守れない立場を盾にして。

満奈に恋をしている。

「分かった」

俺は力強く頷いた。



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