たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
俺とユナは韓国で、長くて辛い練習生期間を一緒に過ごした。

俺たちは兄妹みたいに仲が良かったけど、
俺は彼女を女性として好きだった。

断られてもめげずに何度もアタックし続けて、
16回目の告白でようやく付き合ってもらうことができた。

断られても何度も告白するのが韓国の男だけど、
さすがに10回目を越えた頃から、いい加減あきらめろと周りから止められた。


それでも俺はあきらめなかった。
それくらい彼女に夢中だったんだ。



今だって変わらずユナを愛してる。


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