たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「ねえねえ、カスミちゃんってかわいいよね?」
「そう? まあかわいいけど地味じゃない?
俺はメイリンちゃんの方がタイプ」
ソファーで膝を抱えて落ち込んでいたら、いじけている俺を無視してソンミンとヒデはうちのグループの女の子の話をしていた。
ソンミンはカスミで、ヒデはメイリンか。
俺だったら......いや、どっちでも彼女がいる俺には関係ないな。
「えー、そんなことないよ。
兄さんはどっちが......あ、ごめんね。
兄さんは男が好きだったよね」
「ヒョンスさんって勇気ありますよね。
男を好きになったって個人の自由だけどさ、初対面でいきなり同じ男にアピールされたら誰だってビビりますよ」
「だから、それは誤解だってば!
ちゃんとかわいい彼女もいるし......この前写真見せただろ?......ねえ、二人とも聞いてよ!」
まだ完全には誤解が解けていないのか、俺が男が好きだという疑惑はまだしばらく続くはめになりそうで嫌になる。
「そう? まあかわいいけど地味じゃない?
俺はメイリンちゃんの方がタイプ」
ソファーで膝を抱えて落ち込んでいたら、いじけている俺を無視してソンミンとヒデはうちのグループの女の子の話をしていた。
ソンミンはカスミで、ヒデはメイリンか。
俺だったら......いや、どっちでも彼女がいる俺には関係ないな。
「えー、そんなことないよ。
兄さんはどっちが......あ、ごめんね。
兄さんは男が好きだったよね」
「ヒョンスさんって勇気ありますよね。
男を好きになったって個人の自由だけどさ、初対面でいきなり同じ男にアピールされたら誰だってビビりますよ」
「だから、それは誤解だってば!
ちゃんとかわいい彼女もいるし......この前写真見せただろ?......ねえ、二人とも聞いてよ!」
まだ完全には誤解が解けていないのか、俺が男が好きだという疑惑はまだしばらく続くはめになりそうで嫌になる。