たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「おい、本気でうるさい。
ヒョンスが起きるだろ。
廊下にまで聞こえるような声だすな。

続きは筆談でやれよ。」




ダンベルでも投げそうなシューイン兄の迫力に怖じ気づいたのか、
大人しく筆談を始める二人と、再び漫画を読むヨンウン兄。

...筆談してまでケンカはやめないんだ。

分からない漢字があったのか、二人とも必死で辞書で調べながら、
言い争...書き争っている。


いや、そこまでしなくても。


< 136 / 221 >

この作品をシェア

pagetop