たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

「いいよ、怒ってない。
仕事だもん、しょうがないよね。

その代わり、今日はヒデのおごりね？」


「もちろん！最初からそのつもりだったし！」





そのくらいお安いご用だ。
喜んでおごらせていただきます！

台湾では男がおごるのが当たり前だ。
割り勘なんてしてたら、
女の子に相手にしてもらえない。

メイリン姉なんて財布を出す振りすらしない。
むしろ財布持ってきてないかもしれない。

潔いといえば潔いんだけど。



聞いた話では、台湾には割り勘という文化がないにも関わらず、
一円単位まできっちり割り勘する外国人の男もいるらしい。

全く、情けない男だ。

そんな男はどこの国の女の子にも相手にされないに決まっている。