たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「すみません...、メンバーの体調に気づかなかったのは私の責任です。」
「ちがうよ!! サキのせいじゃない!
あの人は絶対に気付かせないから...!」
「あの、姉さん、もう少し声控えめで... 。」
またやってしまった。
すぐに感情的になってしまうのは私の悪い癖だ。
こんなところで怒鳴っていたって、
兄さんの体調が良くなるわけでもないのに。
「姉さん。
おかゆ作ったので...、お願いしてもいいですか?」
気をつかわれたかな。
もしかしたら言わないだけで、
サキは私の気持ちに気づいているのかもしれない 。
女同士だし、サキとカスミには話してもいいのだけど、
相手が身近過ぎる人ということもあり、
なかなか言い出せずにいる。
とにかく今はここでサキに八つ当たりしていても仕方ないので、
素直に兄さんにおかゆを持っていくことにした。
「ちがうよ!! サキのせいじゃない!
あの人は絶対に気付かせないから...!」
「あの、姉さん、もう少し声控えめで... 。」
またやってしまった。
すぐに感情的になってしまうのは私の悪い癖だ。
こんなところで怒鳴っていたって、
兄さんの体調が良くなるわけでもないのに。
「姉さん。
おかゆ作ったので...、お願いしてもいいですか?」
気をつかわれたかな。
もしかしたら言わないだけで、
サキは私の気持ちに気づいているのかもしれない 。
女同士だし、サキとカスミには話してもいいのだけど、
相手が身近過ぎる人ということもあり、
なかなか言い出せずにいる。
とにかく今はここでサキに八つ当たりしていても仕方ないので、
素直に兄さんにおかゆを持っていくことにした。