たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「...協力してあげようよ!
僕は兄さんの気持ち分かるな。」


「私は協力してもいいけど、さっきヒデが言ってただけの特徴じゃ分からないよ 。」


「ソンミナ、カスミ...。
その子が来たら合図するから!」


「合図って、どんな合図?
変な合図はや めてよ?」


「全く...、この貸しは高くつきますよ。 」



姉さんもペーターも呆れてるけど、協力 してくれるってことだよね?


「絶対にばれないように、な。」


「こんなことは今回限りにしてくれよ。 」


シューイン兄もヨンウン兄もしぶしぶだけど認めてくれた。



あとは...。


この話を始めてからずっと黙ったままの俺たちのリーダーの顔をちらりと見る。




「今日はみんなで焼肉でも食べに行こうか。
もちろんヒデのおごりで、ね。」


リーダーからもお許しが出たみたいだ。

苦笑いしながらだけど。


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