この声が枯れるまで

ラブソング

「先生~!おっはようごさいま~す」

「コラ!あれほどギター持ってくるなって言ったのに!」

俺は小さくなったランドセルの上に大きなギターを背負って登校した。

まわりの目はみんなギターを背負っている俺に注目している


俺は、いつも
の通学路をスキップして通った。


今日の空はやけに明るい。まるで俺のギターを優しく包み込んで、パワーを注いでるようだ



そんなこんなで俺は無事に(?)学校に到着した。



「先生、音楽室だけでギター使います。ぜったい、ルールは守りますから」

俺はそう言って先生に一礼した後階段を一段とばしながら教室に戻った。



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