この声が枯れるまで
どんなに嫌な事あったって

笑っていれば虹がでる


ひどい夕立の後には必ず虹が出るように


人間は皆、弱い生き物だ


涙を流すから人間なんだ


だから嫌な事があったら



叫べ叫べ



大丈夫皆がついてる



そして人間は武器をもっている


「思い出」というキラキラした武器を












「うわー。この曲いい!」

「CDでたら買うのに!!」

「励まされるよねー。」





みんなは隼人が歌ってる途中に感動して同様を隠し切れない様子だった。



「ってあれ小学生?」


「すっご!未来が楽しみだよねー」




そして、隼人の歌は全部歌い終わった。





「ありがとうございましたぁぁぁ!!」



とにかく嬉しかった。初めてこんなステージで歌えたこと。


みんなから拍手をもらったこと



兄ちゃんが普段感じている感動や温かさが



分かったような気がした。
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