手の温もり
「おい」

んんぅ

あら?

あたし寝てた?

まぁいいわ

もう一度…

「おい!こら!」

誰よ…でかい声で叫ぶのは…

「起きろ!!!…し…栞!!!」

「はいはい今起きましたよ」

ん?

疑問に思ったことが一つ

なんでこいつがいんの?

なんで他の族がこんなとこにいんの?

ねぇ…

白井くぅううん!!!???

「なんであんたがいんのよ!!!夏羅簾にこないで!!!」

「くるなってお前が呼んだんだろ?」

「冗談じゃない!!!あたしは夏羅簾であんたの名前を呼んだことは無い!!!」

「呼んでましたよ?」

「零…」

「栞姉さん良く眠れましたか?」

「まさか…あんたが呼んだの?」
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