手の温もり
「負けを認めたんだってなぁ。勝ってたのに」

「いいの。あんたが何回の夏羅簾に来てるのに追い返すほどあたしは器用じゃないの」

「ははッ…お前が…な。けど言えるかもな…夏羅簾の決まりはいいもんだ…」

ドキッ

ん?

何これ…

まぁいいや。

「まぁいいわ。夏羅簾と天魔。周りからはもう二つが戦い終わっているって噂が流されてる」

「で?俺にどうしろと?」

「あたしも知らないわ。けど…その噂を止めることが必要。それは分かる?」

「知らねぇ」

生意気

「じゃぁあたしが決めるっていうかもともと決める権利はあたしにあるから」

「勝手にしろ」

「じゃぁ解散するね?」

「おいおいおいおい!!!止めろよそれじゃぁ意味ねぇじゃねえか!!!」

なによこいつ

「あんたが生意気なやつだからよ。あたしにひどいこと,侮辱とかしたら次は容赦しないから」

「てんめぇ…」

あたしに歯向かったらどうなるか教えてやろうじゃないの

ふふッ



たぁのしみ
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