四角関係。



「後、髪のことも。

 なんか私、
 皆に助けてもらってばっかり…」



「いいんじゃん、悠季も言ってたけど
 それが結衣だから」




うつむき加減の結衣にそう言って頭に軽く手を置くと


嬉しそうにニッコリ頷く結衣。





俺にとっては妹みたいな結衣だけど、悠季はこの結衣にベタ惚れだ。



さっきの、睨む悠季の顔、とか

結衣ネタで悠季をいじるのが
俺の楽しみの一つだったり、する。





そんな事を考ええていると
辺りに悠季の馬鹿デカイ声が響いた。



「おーい結衣!透太!
 そろそろお祭り、行くぞー!」



その声を合図に、俺達は公園を後に お祭りの広場にむかった。



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