新婚さんの事情
「あ~、なんで、お前だけ、癒しのオワシス国広さんに話しかけられてるんだよ!」
すると、加藤が横から話しかけてきた
「お土産渡したかったからだろ、はい、お土産」
そういって、僕は加藤にそのお土産を渡した
「はー、国広さんっていいよなぁ~、ふわってしてて、彼女にしたいな~」
加藤は国広さんのデスクの方を見ながら言う
「ふうん、そうなんだ」
と、僕は軽く流して仕事に集中する
「ふうん、そうなんだってなんなんだよ!、お前は別にモテるからそんなこと考えなくてもいいもんなっ!」
そう、言って加藤は僕の肩を持ち身体を揺らす
「別に、もてねぇって!」
「嘘付けー!これまでどれだけの女を泣かしてきたんだ!」
「うるせーな」
僕はよく、「モテる」と言われるが
僕はそうゆうことを考えたこともない
実際、僕は恋愛関係では一途名しか興味ないのだ