新婚さんの事情

「あ~、なんで、お前だけ、癒しのオワシス国広さんに話しかけられてるんだよ!」


すると、加藤が横から話しかけてきた


「お土産渡したかったからだろ、はい、お土産」

そういって、僕は加藤にそのお土産を渡した

「はー、国広さんっていいよなぁ~、ふわってしてて、彼女にしたいな~」

加藤は国広さんのデスクの方を見ながら言う

「ふうん、そうなんだ」

と、僕は軽く流して仕事に集中する

「ふうん、そうなんだってなんなんだよ!、お前は別にモテるからそんなこと考えなくてもいいもんなっ!」

そう、言って加藤は僕の肩を持ち身体を揺らす

「別に、もてねぇって!」

「嘘付けー!これまでどれだけの女を泣かしてきたんだ!」

「うるせーな」

僕はよく、「モテる」と言われるが
僕はそうゆうことを考えたこともない

実際、僕は恋愛関係では一途名しか興味ないのだ


< 15 / 81 >

この作品をシェア

pagetop