新婚さんの事情


キンコンカンコーン

授業の始まりのチャイムがなる


「はーい、お前ら、全員席につけ!」


チャイムと同時に先生が教室に入ってくる


「ちっ、数学かよー」

そんな声が教室に飛び交う


そして、授業が始まる

僕はボーっと授業を聞いていた


「...ここを移動させ、xで割る、はい、これでこの問題は完成だ」


先生はするとプリントを配り始めた


「はい!さっきの問題の解き方を基本としてこのプリントに印刷してある問題を席が横の奴とペアになって解け!はい!始め!」


先生はそうとだけ言って教室の1番後ろに移動した



クラスのみんなは席が横の子と話しあう


「キノ!さあ、一緒に解こう!」

すると、ヒカリは僕のほうにイスと身体を向けプリントを見せる


「はあ、こんなの話し合わなくても解けるよ」

僕はそう言ってシャープペンを動かしプリントに数式を
書き綴る


そして、僕は答えを解いたプリントを一途名に渡した


「わー、凄い!あっという間にこんな暗号みたいな問題をとくなんて!」

ヒカリはそのプリントを見ながら目を輝かした

「別に難しくもねぇよ、こんな問題、さっきの黒板に書いてある問題を見方を変えるだけ」


僕は勉強がよく出来る子だった
この高校だってトップで入ったし、この先の大学も日本で1番と言われるところにも入学した


でも、こんな、自慢たらしく言ったら
さすがのヒカリでも、僕に嫌な気持ちを抱くだろう





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