なえる
そう言って三田村は笑った。みよしも笑顔になった。この時に好きになったのかどうかわからない。ただ、単純に嬉しかったことは確かだった。
それから話す機会が増えるようになり数名で飲みに行くようになった後、二人きりで食事に出た。
この時にはそう望んでいる自分がいた。
三田村は優しかった。大人でみよしをエスコートしてくれた。ワインもその時に初めて飲んだ。初めて絡めるキスをして、初めてセックスを経験した。
午後三時の中休みのときにメールがきているか確認したが、一通もきていない。みよしは腹が立った。
YESでもNOでもメールをうつ時間ぐらいあるではないか。トイレに行ったとき、タバコを吸っているとき、五分でも一分でも時間は取れるはずではないのか。結局、六時半に仕事が終わった後も三田村から連絡はなかった。
それから話す機会が増えるようになり数名で飲みに行くようになった後、二人きりで食事に出た。
この時にはそう望んでいる自分がいた。
三田村は優しかった。大人でみよしをエスコートしてくれた。ワインもその時に初めて飲んだ。初めて絡めるキスをして、初めてセックスを経験した。
午後三時の中休みのときにメールがきているか確認したが、一通もきていない。みよしは腹が立った。
YESでもNOでもメールをうつ時間ぐらいあるではないか。トイレに行ったとき、タバコを吸っているとき、五分でも一分でも時間は取れるはずではないのか。結局、六時半に仕事が終わった後も三田村から連絡はなかった。