無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
すると持っていた反物を、

私の体に沿わせて、見せた。


「やっぱり似合うと思ったんだ」

「え?」

首を傾げる私に、

微笑んだ誠之助さん。


「今日、買い付けに行った時、

これを見つけてね。

愛奈ちゃんに似合うと思って」


「少し派手みたいですけど・・」


「そんなことないよ。

出来上がったらあげるから」


「?!そ、そんないいですよ?」

「売り物にする気もないから、

貰ってもらわなきゃ困る」
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