無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
私の隣に来た俊は、

肩を抱き寄せた。


「もう、用は済んだだろ?

愛奈は連れて帰るから」



「はいはい。お好きなように。

ぁ、愛奈ちゃん、2週間後に」


そう言って私に手を振った誠之助さん。

私は笑顔で頭を下げた。

・・・

「2週間後って?」

「・・・さぁ」

・・・たぶん、あの、

着物が出来るんだろうけど、

受け取れないよね?
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