無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
誠之助さんはクスクス笑いながら、

「とりあえず、何か着ておいで?」

そう言って、寝室を指差した。


「そ、そうですね」

ブレザーにくるまった私は、

駆け足で寝室に入っていった。



「・・・とりあえず、お前も入れよ?」

誠之助さんが促す。


「何で兄貴がここにいるんだ?」

明らかに怒った顔の俊。


「愛奈ちゃんが来てからでいいだろ?」

俊は無言で上がってきた。
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