無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

愛奈side

一人で帰る帰り道。

・・・

突然降り出した雨。

・・・

今日の天気予報は、晴れだったのに。

・・・

嫌な事があると、

決まって雨が降る。

…雨女だな。

・・・

クスッと笑った私の頬に、

自分の涙が流れ落ちた。

・・・

俊の事で泣くのは、

これで最後にしよう。

だから、

今日は目一杯泣いてやる。


傘も差さず、

走って帰るわけでもなく、

トボトボと歩いてアパートに帰った。


「・・・・」

私の目線の先に、

傘をさした人影を発見。
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