無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
「お、お疲れ様でした」

私は急いで俊の横を通り過ぎようとした。

・・・?!!

ガシッと掴まれた手。

「な、なにしてるんですか?」

「・・・」

私の問いかけに、答えることはしなかった。


・・・

ただ、微笑むだけ・・・


「帰らせてください」

私の言葉に、掴む手は、

さらに力が入った。


「唐沢部長?!」
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