無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
「????」

私の頭は?マークだらけ。

麗さんは何が言いたいの?

「愛奈さん、よく聞いてね?」


私は2回頷いた。

「私が結婚するのは、あの人」


そう言って指差した方向に、

イケメンな男性が一人、座っていた。


「ずっと付き合ってたんだけどね?

うちに父が、

急に俊と結婚しろとか言い出して、

俊とは大学からの友人だし、仕事ができるから、

会社も安泰だとか言い出す始末で・・・

仕方なく付き合うフリをしてもらってたの」


・・・え。


「そのうち断って、ちゃっかり

この人と結婚しようと企んだんだけど、

うまいこといった・・・

それが仇になったのかしら・・・

愛奈さんに勘違いさせちゃったみたいで」
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