無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
…恐るべし、唐沢俊。
呆然とする私の手を引いて歩き出した。
「・・・ちょっと待ってください。
私はまだ、行くって言ってません」
我に返った私は、
必死に俊を止めた。
「行ってもらわないと困るんだ。
人をたくさん待たせてる」
「誰をですか?」
なかなかうんと言わない私に、
ため息をついた俊。
・・・
しょうがないじゃない。
いくら好きな人とは言え、
理由もわからずに
のこのこ付いていくのは、
私にはできない・・・
「愛奈の両親とオレの両親」
「家族旅行ですか?」
呆然とする私の手を引いて歩き出した。
「・・・ちょっと待ってください。
私はまだ、行くって言ってません」
我に返った私は、
必死に俊を止めた。
「行ってもらわないと困るんだ。
人をたくさん待たせてる」
「誰をですか?」
なかなかうんと言わない私に、
ため息をついた俊。
・・・
しょうがないじゃない。
いくら好きな人とは言え、
理由もわからずに
のこのこ付いていくのは、
私にはできない・・・
「愛奈の両親とオレの両親」
「家族旅行ですか?」