無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
そんな愛奈を意識し始めたのは、

ひと月が過ぎた頃だったか。

・・・

オレの背後から、

ほんのり甘い香りがした。

誰かまだいたのか?

そう思っていると、

遅くまで仕事をしていた俺の

デスクの上に、


「差し入れです」

そう言って缶コーヒーを置いてくれた。

「・・ありがとう。

竹内さんは、まだ帰らないのか?

もう、遅いし・・・」
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