【完】俺だけを愛して溺れろ。



何て鬼畜な野郎なんだっ!



あたしが食べることが大好きだと知っているにもかかわらず、この仕打ちをするのね?



断るわけがないと確信しているから、ますます腹が立つ。



『……』



誰が首を縦に振るか!



あたしのプライドが許さん。



下唇を噛み締め、顔を歪める。



「ここで意地を張ると後悔するぞ?」



『(……後悔)』



「……」



『……』


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