【完】俺だけを愛して溺れろ。



「つけてくれないの?これ、クリスマスプレゼントなんだけど」



『いや、でも、』



それでも断り続けると、蒼空は何故か意地悪い笑みをあたしに向けてきた。



『(……)』



ど、どうしてだろう。



悪寒がする!



うん、あれだよ。



ずっと、外にいるからだよねっ!!



断じて、蒼空が悪巧みをしているからとかじゃ――…



「別に照れなくてもいいのに」



『は……?』


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