【完】俺だけを愛して溺れろ。



『おばちゃん、』



「『ツナパン!』」



「……」



『……』



二人の間に沈黙が生じる。



そのやり取りに、あたしは口をぽかーんと開けたまま呆然とした。



……驚いた。



言うタイミングも買うものまで、一緒だなんて……。



しかも、さっきの話を聞く限り、これは今日だけじゃない。



きっと、ほぼ毎日だ。



こんなことって、有り得るの?


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