【完】俺だけを愛して溺れろ。



『何で、ッ、……』



中島は開かれた唇に舌を侵入させ、容赦なくあたしの口内を犯す。



『(ムカつく)』



中島にペースを乱され、支配される。



あたしは中島の都合がいいペットじゃない。



何で、こいつは!



「い゙っ!」


『……』



あたしは腹立たしい舌に噛み付けば、中島は痛そうに眉根を寄せて唇を離した。



『調子に乗るな』


「……」


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