【完】俺だけを愛して溺れろ。

 * * *


『その後、食堂で中島とランチよ!?おかげ様で、美味しいカツサンドも台無しよ!』



「何か悲惨な光景が目に浮かぶわ」



今は放課後。



教室で、凪に今日の昼の出来事(愚痴)を聞いてもらっている。



そして、哀れむ瞳をあたしに向けていた。



「ねぇ、凛」



『あいつ、絶対分かっててあんな事を!!』



「あのさ、」



『くぅー!マジで腹立つ。あの性悪男め!!』


< 79 / 357 >

この作品をシェア

pagetop