一緒に暮らそう
 時刻は21時半を過ぎていた。
 明日からまた仕事が始まるから、そろそろ風呂に入らねばならない。ぼやぼやしていると職員寮の共同浴室の利用時間も終わってしまう。

 その時、携帯が鳴った。
 ディスプレイを見ると新多から電話がかかってきたのがわかる。彼女は携帯を取った。
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