蝶龍Ⅱ
日「ねぇねぇ、柳原はまだ何もしてこないの?」
いつものように、みんなで金龍の幹部部屋にいると日向が言った
確かに、あの電話から2週間が経ったけど柳原は仕掛けてくるどころか動きすらみせない
一体、何を企んでるんだろう
來「何にせよ、警戒をするにこしたことはないよ」
來のその言葉に全員が頷いた
怜「梨羅、なるべく1人になるなよ」
梨「うん、分かってる…」
この時私は狙われているのは自分だけだとばかり思っていた
陰がある人に忍び寄っているとも知らずに……---