蝶龍Ⅱ



梨「もしもし佳菜?どうしたの??」




『…………』




佳菜の返事がない




何?この胸騒ぎは…




胸のざわつきを抑えて再び問いかける




梨「もしも『どうも、黒蝶さん』




この声を聞いた時、背筋に悪寒が走った




梨「柳原……」



柳「あぁそうだ。平和な日々はどうだった?」





改めてこの声が柳原だと分かった時、私はハッとした





お願い…


さっきのは見間違いであってほしい




< 127 / 232 >

この作品をシェア

pagetop