蝶龍Ⅱ




佳「梨羅!!!」




そこには私と同じように縛られた佳菜がいた




梨「佳菜!よかった、無事で…」



佳「梨羅、ごめん。私が油断したばっかりに…」




そう言いながら俯く佳菜



梨「謝らないでよ!佳菜は悪くない」


油断してたのは私も同じだから


佳「でも……」



梨「もう、謝るのは終わり!まずはここを2人で無事に出ることを考えよ!!」




私はまだ何か言いたげな佳菜を遮って言った





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