蝶龍Ⅱ


佳「うん、わかった!!」




柳「そう簡単にはいかないぜ?」




私は柳原を思いっきり睨んだ



梨「一体あんたは何がしたいの?」



柳原の考えていることが分からない…



柳「何も…ただ、お前が苦しむところを見たいだけだ」


そう言いながらニヤッと気味の悪い笑みを浮かべる柳原





コイツ、狂ってる……





柳「まぁ、楽しみにしておけ。あの時と同じ苦しみを味あわせてやるよ。大切なものを失う苦しみを、な?」




ドクン




梨「どういう、こと?」




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