蝶龍Ⅱ




日「佳菜ちゃん大丈夫かな…?」




病室のドアを見つめる日向




來「李輝が行ったから心配ないよ」





たぶん、今佳菜は泣いている




「信じてる」と言ったが、一番不安なのは佳菜自身なんだ




同じ奴に二度も大切な人を奪われるという恐怖があるんだと思う





そんな佳菜を支えてやれるのは李輝しかいない




その後、來と日向、圭汰は一度倉庫に戻ってくると言って病室を出て行った






梨羅、みんなお前を待ってるぞ?



梨羅がいないと、倉庫は葬式みたいにしんみりしてるんだよ



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