蝶龍Ⅱ



佳「梨羅…ごめん」




ギュっ



李「1人で泣くなよ…」




突然後ろから抱きしめられて、私の大好きな声が頭の上から聞こえた




佳「李輝?なんでここに…」




李「なぁ佳菜。不安なら不安って言えよ、泣きたいんなら1人で泣くなよ…俺が傍にいてやるから」




「なんでここにいるの?」と聞こうとしたら遮られた



そして、私の欲しかった言葉をくれた




佳「~~っうわぁぁぁぁん」



私は今までの不安を吐き出すように大声で泣いた




その間、李輝はずっと頭を撫でながら抱きしめてくれた




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